高校卒業認定試験は独学で合格できる?費用はどれくらいかかる?

暮らし



スポンサードリンク



 

あまり大きな声では言えませんが、私は高校へ入学はしたものの中退してしまったため【高校卒業】の学歴がありませんでした。

中学時代も3年生の間は行ったり行かなかったりだったので、基礎学力も危ういという状況でした。

試験受けようと決めたのが2011年8月。試験日は2011年11月。

準備期間は約3か月。

当時20代前半でしたが、高校へ行っていない=大学にも行っていないので、すでに社会人として働いていました。

つまり、フルタイムで働きながら約3か月の勉強でも合格ができたということです。

このような状況の私でも一発で合格ができた試験なので、それ程ハードルは高くないことがおわかりいただけると思います。

いざ試験を受けることを決意したものの

・そもそもどうやって試験を受ければいいの?

・何が必要?

・費用は?

・予備校に行った方がいいの?

・独学でいけるもんなの?

すぐにいろんな疑問が出てくる出てくる(笑)

実際の体験談をご紹介したいと思います。




スポンサードリンク



 

試験のチャンスは年2回

 

高卒認定試験の正式名称は”高等学校卒業程度認定試験”です。(長い!)

毎年8月と11月に2日間の日程で行われます。(年度によって変更の可能性あり)

私は免除科目がなかったので、最低でも8科目受ける必要がありました。

以前試験を受けていて合格済みの科目がある場合や、在学中に単位取得済みのもので免除要項を満たしていて学校から証明書を出せる場合はすでに合格済み科目として免除が認められるものがあります。

 

しばらく”勉強”というものをしていなかった私は、8科目の受験と聞いただけで怖気づいた私( ̄▽ ̄;)。

この時点で早くも「私なんかに合格できるのだろうか・・・?」と不安に(笑)

私が受けた科目はこちら

・国語:必修

・英語:必修

・数学:必修

・現代社会

・世界史(現:世界史A,B)

・地理(現:地理A,B)

・化学Ⅰ(現:科学基礎)

・生物Ⅰ(現:生物基礎)

 

 

試験を受けたのが2011年なので、現在の科目とは表記が違いますね(^_^;)

現在は世界史と地理がA,Bで分かれていますが、私が受けた時は”世界史”と”地理”しかなく、A,Bの区分けはありませんでした。

 

予備校は必要?独学でもOK?

 

8科目の受験とわかり、独学ではいける気がしなかったのでとりあえず近くの某予備校に話を聞きに行きました。

 

予備校での授業は、受験に必要な科目のみを選択可能とのこと。

私の場合は8科目必要なので、授業料は75万円

 

当時20代前半の私。

75万円なんて用意できませーんヽ(TдT)ノ

自分の勝手で高校を中退したので、親に頼る訳にはいきません。

8科目の合計が75万円で、科目数が減るとその分受講料も減るということだったんです。

なので、とりあえず独学で勉強して試験を受けてみて、合格できなかった科目の分だけ予備校に通えば授業料を抑えられるし、そのまま全科目合格出来たらラッキー☆と思って予備校には通わず、独学での勉強を始めました。

 

試験を受けるのに必要な費用は?

大きく分けて2つあります。

【受験料】・【勉強の費用】

 

受験料

科目数 受験料
7科目以上 8,500円
4~6科目 6,500円
1~3科目 4,500円

 

私は免除科目はゼロだったので8,500円を支払いましたが、免除科目がある方はご自身が受ける科目数を必ず確認の上、受験料を支払ってください。

何らかの事情で試験を受けられなかった場合であっても、一度支払った受験料は払戻されません。

なので、よく確認の上で願書を提出してくださいね(^▽^)

 

勉強に掛かる費用

★通信講座

ユーキャンなどの通信講座で勉強する方法です。

ユーキャンの場合

【教材費】

1教科29,000円~

6教科フルセット

一括:13,5000円

分割:13,6000円(8,500円×16回)

 

【内容】

英語・国語・数学・科学と人間生活・生物基礎・世界史A・日本史A・現代社会

6科目のテキストがセットになっています。

 

受講期間:8か月



 

★予備校

前述しましたが、予備校の場合は科目数によって変わるものの50万円~80万円ほどかかります。

科目数や予備校によっても金額は変わりますので、まずは予備校に問い合わせてみるのが確実です。

因みに、私が話を聞いた予備校では自分の親の年収が1500万以上の場合はローン不可と言われました。

私には関係のない話ですが(^_^;)

 

予備校に通う場合、受講科目の授業時間が決められているため仕事をしながら通うのは難しい方も多いかもしれません。

金額的な部分もそうですが、”通う”ということが難しい場合は予備校は選べないですね。

★独学

私は独学での勉強でしたが、トータルでかかった費用はおおよそ20,000円程でした。

文部科学省のHPから過去問を印刷することができるので、まずはそちらを解いてみて苦手な科目はテキストを買うようにしました。

テキストはものによりますが、大体2,000~3,000円程。

私は英語・数学・化学・世界史などを買いました。(7年前なので、うろ覚えですみません汗)

現代社会などは本当に日常のニュースなどからの出題が多いのでテキストを買う必要はないと思います。

独学で勉強する時におすすめなのが、NHK 高校講座です。

過去問でわからなかった部分などがあれば教科書を買わずともこちらの動画を見れば勉強することが出来ます。

動画の閲覧は無料です☆

 

私はテキストと高校講座のみで勉強をして、8科目合格することができました(^▽^)♪




スポンサードリンク



合格基準

高卒認定試験は合格ラインが発表されていません。

しかし、一般的に40点以上でギリギリと言われています。

40点以上:ギリギリ。科目によってはNGかも。

5~60点:多分大丈夫。

60点以上:安心しても大丈夫かな?

これは毎年変動もありますし、科目によっても異なる為一概にはいえないのですがとりあえず最低でも40点以上は取れるようにならないと安心はできないということですね。

 

出題の範囲については基礎~高校1年生レベルまでといわれています。

なので、私は高2・高3の範囲は一切勉強しませんでした!

 

まとめ

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

高卒認定について調べる前までは、「私なんかに今更勉強なんて出来るわけない・・・」と思っていましたが(当時20代前半のくせに(笑))、いざ勉強をし始めればそこまで辛くありませんでした。

予備校から提示された授業料に驚いて独学での勉強方法にしましたが、一発で全科目合格できるとは思っていなかったので合格通知が来たときは本当にうれしかったです(T_T)☆

今更・・・なんてことはないので、迷っている方はまずは過去問を解いてみることからでも始めてみてはいかがでしょうか?

 

高卒認定試験を受ける予定の方に少しでも参考になれば嬉しいです。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

 

 




スポンサードリンク



コメント

タイトルとURLをコピーしました